こんにちは、まゆみんです。
「離婚しようと決めた。でも何から始めればいい?」
私が離婚を決意してから実際に離婚届を出すまで、半年かかりました。
その半年間、弁護士の先生と一緒に準備を進めました。
弁護士がついていたこともあり、やるべきことはすべてやれた実感があります。
でも弁護士なしで離婚を進める方も多い。
そういう方に向けて、この記事では「離婚前にやること」を整理します。
私が実際にやってよかったこと、一般的にやっておくべきことをまとめます。
私が離婚前に一番やっておいてよかったこと
生活防衛費を貯めることです。
離婚後、すぐに手当や養育費が入ってくるわけではありません。
手続きが完了するまでの間、自分のお金だけで生活する期間があります。
離婚後の手続きには時間がかかります。 児童扶養手当も、申請した翌月からの支給です。
「お金がなくて離婚に踏み切れない」という状態にならないために、 離婚前から自分名義の口座にお金を貯めておくことが最重要です。
目安は生活費3〜6ヶ月分。 一度に貯めなくていい。少しずつでも、離婚を決めた日から始めることが大事です。
離婚前にやること チェックリスト
① お金の準備(最優先)
✅ 生活防衛費を貯める 自分名義の口座に、生活費3〜6ヶ月分を確保する。 元夫に気づかれないよう、自分だけの口座で管理する。
✅ 夫婦の財産を把握する 預貯金・不動産・車・保険・退職金など、婚姻中に築いた財産は財産分与の対象です。 離婚を切り出す前に、通帳のコピーや資産の記録を取っておきましょう。
✅ 自分の収入で生活できるかシミュレーションする 現在の収入と、離婚後に受け取れる手当(児童扶養手当など)を合わせて、 月々の生活費を賄えるか確認しておきます。
→ 受けられる手当の詳細はひとり親家庭がもらえるお金・使える制度まとめ
② 証拠の確保(DV・不貞がある場合)
✅ 不貞行為の証拠を集める 写真・動画・LINEのスクリーンショットなど。 離婚を切り出す前に集めておかないと、相手が証拠を隠す可能性があります。
✅ DVの記録を残す 診断書・写真・日記など。 DV被害がある場合は、まず安全な場所への避難を最優先にしてください。
③ 離婚条件の整理(話し合い前に決めておく)
✅ 親権をどちらが持つか 子どもがいる場合、親権者を決めないと離婚届は受理されません。 「どちらが育てるか」を離婚前に明確にしておきます。
✅ 養育費の金額・支払い方法を決める 口約束では後でトラブルになります。 家庭裁判所の審判書または公正証書で書面に残すことが重要です。
→ 養育費が払われなくなった場合の対処法は養育費が払われなくなったら?
✅ 財産分与の取り決め 婚姻中に築いた財産は原則2分の1ずつ。 不動産・車・貯金・退職金など対象になるものをリストアップしておきます。
✅ 慰謝料の請求(該当する場合) 不貞行為やDVがあった場合は慰謝料を請求できます。 証拠がなければ請求が難しくなるので、事前準備が必要です。
✅ 年金分割の取り決め 婚姻期間中の厚生年金を分割する制度です。 離婚後2年以内に請求しないと権利が消えます。
→ 年金分割の手続きは離婚後の年金分割、自分で郵送できた
④ 生活の基盤を整える
✅ 住む場所を決める 実家に戻るのか、賃貸を借りるのか。 子どもの学校・保育園の環境も考慮して決めます。
✅ 別居中の生活費(婚姻費用)を申立てる 別居期間中は婚姻費用として相手に生活費を請求できます。 申立てをしないともらえません。申立ては早いほど有利です。
→ 詳しくは別居中に婚姻費用を自分で申立てた話
✅ 子どもへの説明を準備する 子どもの年齢に合わせて、いつ・どうやって伝えるかを考えておきます。 「あなたのせいではない」と伝えることが大切です。
⑤ 弁護士への相談(強くおすすめ)
私は弁護士の先生と一緒に準備を進めました。
弁護士がいると:
- 養育費・財産分与の交渉を代わりにやってもらえる
- 有利な条件で離婚しやすくなる
- 書類作成のミスがなくなる
- 精神的な支えになる
「弁護士費用が心配」という方へ。 法テラス(日本司法支援センター)を使うと、収入が少ない方は弁護士費用を立替えてもらえます。 まず無料相談だけでも行ってみてください。
離婚前にやってはいけないこと
❌ 準備が整う前に切り出さない
財産を隠されたり、証拠を処分されるリスクがあります。 まず準備を整えてから切り出しましょう。
❌ 不貞行為をしない
「どうせ離婚するから」と思っても、不貞行為をすると有責配偶者になり、 婚姻費用がもらえなくなったり、離婚が不利になる可能性があります。
❌ 計画なく家を出ない
突然家を出ると「悪意の遺棄」と判断されることがあります。 別居する場合は弁護士に相談してから動きましょう。
私が離婚前の半年間でやったこと
弁護士の先生がついていたので、手続き上のやり残しはほぼなかったと思っています。
ただ個人的に一番よかったのは、生活防衛費を貯めていたことでした。
元々夫が家にあまりいないタイプだったので、別居してからも生活の変化は少なかったです。 でも「お金の見通しがある」という安心感は、精神的に大きかった。
離婚は感情的になりやすい場面です。 でもお金の準備だけは、冷静に・計画的に進めることをおすすめします。
まとめ
離婚前にやることを整理すると、こうなります。
- 最優先:生活防衛費を自分名義の口座に貯める
- 夫婦の財産を把握・記録する
- 証拠が必要な場合は切り出す前に集める
- 養育費・親権・財産分与を書面で取り決める
- 別居中の婚姻費用を早めに申立てる
- 弁護士への相談を検討する(法テラスで費用を抑えられる)
離婚後の手続きについては離婚後にやること完全チェックリストもあわせてご覧ください。
一緒にゆっくりととのえていきましょう 🌿
【免責事項】 本記事は筆者の個人的な体験および執筆時点の情報をもとにしています。法律・制度・給付条件は改正・変更される場合があります。手続きや申請の際は、お住まいの市区町村窓口や専門家へご確認ください。