こんにちは、まゆみんです。
長女が大学に進学したとき、まず調べたのがJASSOの奨学金でした。
「奨学金」と聞くと、多くの人が「借りるもの」だと思っています。
でも実は、返済不要の給付型という選択肢があります。
長女は今、JASSOの給付型奨学金を受給しています。貸与型は借りていません。
「給付型なんて自分には無理」と最初から諦めていたら、知らないままでした。
シンママ家庭だからこそ、まずここから調べてほしいと思っています。
JASSOとは?
JASSO(日本学生支援機構)は、国が運営する奨学金制度です。
大学・短大・専門学校に通う学生が対象で、日本最大規模の奨学金制度です。
奨学金には大きく2種類あります。
| 給付型 | 貸与型(第一種) | 貸与型(第二種) | |
|---|---|---|---|
| 返済 | 不要 | 必要(無利子) | 必要(有利子) |
| 対象 | 住民税非課税・準ずる世帯 | 成績・家計基準あり | 幅広い |
| 月額(自宅) | 約2〜3万円 | 2〜5.4万円 | 2〜12万円 |
| 月額(自宅外) | 約4〜7万円 | 2〜6.4万円 | 2〜12万円 |
貸与型を借りる前に知っておくこと
返済総額を必ず計算する
第二種(有利子)で月10万円借りた場合を計算してみます。
| 期間 | 借入総額 |
|---|---|
| 2年間(短大・専門) | 240万円 |
| 4年間(大学) | 480万円 |
| 6年間(医学部など) | 720万円 |
これに利息が加算されます。
年利0.5〜3%として、4年間借りた場合の返済総額は500〜550万円以上になることも。
月々の返済額は1〜2万円程度ですが、返済期間は15〜20年になります。
社会人になってすぐ、毎月1〜2万円が給料から消えていく。
それが20年続く。
借りる前に、この数字をリアルに想像してほしいと思っています。
返済は卒業後すぐに始まる
就職できなくても。収入が低くても。
原則として、卒業の半年後から返済が始まります。
返済が苦しくなった場合は「減額返済制度」「返済猶予制度」がありますが、
あくまで一時的な猶予であり、免除にはなりません。
第一種(無利子)と第二種(有利子)は別物
貸与型の中でも、第一種(無利子)を優先することが鉄則です。
第二種は申請しやすいですが、利息がつく分、総返済額が大きくなります。
成績基準(学部生は平均水準以上)を満たしていれば、必ず第一種から申請してください。
給付型を先に狙ってほしい理由
ひとり親家庭は対象になりやすい
給付型の主な対象は住民税非課税世帯・準ずる世帯です。
ひとり親家庭は、収入が一人分のため所得が低くなりやすく、
給付型の対象になりやすいという現実があります。
「どうせ無理」と思わず、まず所得の基準を確認してほしいです。
給付型の金額(目安)
| 区分 | 自宅通学 | 自宅外通学 |
|---|---|---|
| 第Ⅰ区分(住民税非課税) | 月38,300円 | 月75,800円 |
| 第Ⅱ区分 | 月25,600円 | 月50,600円 |
| 第Ⅲ区分 | 月12,800円 | 月25,300円 |
※国公立大学・学部生の目安。学校種別・進学先によって異なります。
4年間もらい続けると、第Ⅰ区分の自宅外通学で約360万円。返済不要です。
授業料免除・減額も同時に受けられる
給付型に採用されると、授業料の免除・減額もセットでつきます。
奨学金の給付に加えて、授業料の負担が大幅に減る。
この制度を知らずに貸与型だけ借りている人が、まだまだ多いと感じています。
長女の場合
長女は自宅外通学で給付型を受給しています。
毎月の給付金で、家賃・食費の一部をまかなえています。
私(母)がひとりで全部負担するのは正直難しかった。
給付型があったから、「行きたい大学に行く」という選択ができました。
返済不要のお金が毎月入るのと、返済が必要なお金を借りるのとでは、卒業後の人生がまったく違います。
申請のタイミングと流れ
予約採用(高校在学中)
高校3年生の春〜夏に学校を通じて申請します。
入学前に採用が決まるため、採用枠が多く、安心して進学できます。
高校3年生の4月には学校に確認を。動き出しが早いほど有利です。
在学採用(大学入学後)
大学入学後、毎年春に申請できます。
予約採用で採用されなかった場合も、在学採用でチャンスがあります。
まとめ
- JASSOには**給付型(返済不要)と貸与型(返済必要)**がある
- 貸与型を借りる前に返済総額と返済期間を必ず計算する
- 第二種(有利子)より第一種(無利子)を優先する
- ひとり親家庭は給付型の対象になりやすい
- 給付型採用で授業料免除・減額もセットになる
- 申請は高校3年の春から動き始めるのがベスト
「借りるしかない」と思う前に、給付型を一度調べてみてください。
うちの長女が証明してくれています 🌿
最後まで読んでくれてありがとうございます。